拝啓16の世界が灰色だった君へ
やあ、こんにちは。僕の名前はかまくらだ。
え?そんな名前の日本人がいるわけないって?
いやいやもしかしたらいるかもしれないぞ?
まあ、僕の場合はハンドルネームだけどね。
さて、前置きはそのくらいにして。
今僕は16の僕へ、手紙を書いている。
正直届いてるのかどうかは分からないし、その手紙をブログで公開しちゃってるもんだから、これを読んだ他の人はなんのこっちゃ分からないと思う。
でも、書きたいんだ。16の自分へ伝えたいことが山ほどある。
16っていう数字にはあまり意味はないんだけど、
多分16の頃が僕の人生で一番世界が灰色に見えていた時期だと思うんだ。
この先の人生でもっと灰色に見える時期がくるかもしれないけど、
まあそれはお楽しみにってことだね(笑)
さて、16っていうと高校一年生かな?
多分僕は盛大に高校デビューを失敗した頃だろう。
初めてのクラスで顔なじみが一人もいずに戸惑っていたと思う。
部活に入るまで喋れる人もいなかったから、
弁当もろくに喉を通らなかったんだよな。
まだ覚えてるよ。親に残した弁当を見せたくなくて、
一人自分の部屋で残りを食べてる時、
「自分は一体何してるんだろう?」って情けなくて涙が出てきた。
後にも先にも、ご飯を食べながら泣いたのはあの頃だけだったと思う。
この先の人生がどうなるかは分からないけどね。
さて、これから書いていく手紙と称した記事は全て過去の、16だった頃の僕へ当てたものになると思う。
過去の自分へ何か書くってどういう立ち位置で書いたら良いか分からないから、
変な感じになるかもしれないけれど、そこはテキトーにやっていきたい。
僕は今、他のブログでも記事を書いているんだ。
そっちでの記事を書くのも楽しいんだけど、ふと思ったんだよね。
僕が一番今考えてることや知識を伝えたい人は誰だろうって。
人によっては困ってる誰かかもしれないし、自分と波長の合う仲間かもしれない。
でも僕は違った。
結局のところ、僕が今感じてることを一番伝えたいのは16の頃の、
その辺りの、自分の人生が灰色に見えていた頃の自分だと思ってさ。
え?ナルシストだって?
良いじゃないか。ナルシスト。
ナルシストをバカにしてる人は大体は自分に自信がない人たちさ。
君もその一人かもしれないけど(笑)
とにかくさ。
もしタイムマシンがあったんだとしたら、
僕が行きたいのは恐竜がいた白亜紀でも、
宝物が眠っていた過去の日本でもなくて、
16の頃の自分の元へなんだよ。
あの頃の自分に会って色々と言ってやりたいことがたくさんあるし、
色々と言ってあげたいことがたくさんある。
何でか分からないけれど、この手紙を書きながらコブクロの
『待夢磨心』を思い出したよ。
良い歌だ。是非聞いてくれ。
今回は最初の手紙だし、この辺で終わろうと思う。
今自分で最初から読み返してみたんだけど、
これを見る人が見たら『自己啓発書みたい』って気持ち悪がるかもな(笑)
ああ、16の頃は自己啓発なんて知らなかったか。
できれば、僕みたいに変なハマり方はしてほしくないな(苦笑)
まあ、そんな感じで。
これから色々と僕が学んだことや、
16の頃に知らなかった真実とかを書いていこうと思う。
君の人生の糧にしてくれたら嬉しい。
それじゃあ今回は終わりだ。
拝啓16の世界が灰色だった君へ